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アートイベント「アートウィーク東京」 原宿などの美術館ギャラリーも参画

建築家・山田紗子さんが設計したコミュニケーションスペース「AWT BAR」

建築家・山田紗子さんが設計したコミュニケーションスペース「AWT BAR」

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 原宿・恵比寿など都内の美術館・ギャラリーが参加するアートイベント「アートウィーク東京(Art Week Tokyo、AWT)」が11月2日から開催される。

会場をつなぐバス「AWT BUS」

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 一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが、スイスや香港などで開催されるアートフェア「アートバゼール」と連携し、東京における現代アートの「創造性と多様性」を国内外に発信することを目的に開催する同イベント。2021年に始まり、昨年は規模を拡大。

 今回は美術館11館、ギャラリー39カ所が参加。各会場は会期中に運行する無料シャトルバス「AWT BUS」(7ルート、10時~18時に約15分おきに巡回)でつなぐ。広域渋谷圏の美術館は、写真家ホンマタカシさんの日本の美術館で約10年ぶりとなる個展「即興 ホンマタカシ」などを開催している東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)と、1892(明治25)年オスマン帝国(トルコ)に渡り日本との交流の架け橋になった山田虎次郎の活動をさまざまなテーマで紹介するトルコ共和国建国100周年記念「山田虎次郎展 茶人、トルコと日本をつなぐ」を開催中のワタリウム美術館(神宮前3)。

 そのほか、NANZUKA UNDERGROUND(神宮前3)ではジャンさんと二コラさんのジュリアン兄弟の2人展「THE GATHERING」、「マホクボタギャラリー」(神宮前2)は独ハンブルグを拠点にするペインター小笠原美環さんの個展「HIMMEL」、米サンタモニカ発ギャラリー「ブラム」(神宮前1)は韓国のハ・ジョンヒョンさんの個展、ファーガス・マカフリー(港区北青山3)は板金を使った彫刻作品で知られる米リチャード・セラさんの個展「CIRCLE, DIAMOND, TRIANGLE」を、それぞれ開催している。

 会期中、複合ビル「emergence aoyama complex」(南青山5)にはコミュニケーションスペース「AWT BAR」をオープン。建築家・山田紗子さんが設計した空間で、ミシュラン1つ星のフレンチレストラン「Sincere(シンシア)」(千駄ヶ谷3)オーナーシェフ石井真介さんが手がける「森」「海」「山」をテーマにしたフィンガーフードや、同イベントで展覧会を開催するアーティストとコラボレーションしたオリジナルカクテル(各1,000円)を提供する。

 開催時間は10時~18時(会場により異なる、AWT BARは24時まで)。ギャラリーの入場は無料、美術館は会期中に限り所定の展覧会でAWT割引を適用する。今月5日まで。

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