カフェ&ダイニング「nurikabe cafe SSS(エスリー)」(渋谷区渋谷3、TEL 03-5962-6080)が渋谷駅東口エリアにオープンし、10月18日で1カ月がたった。経営はアイリスエンターテインメント(恵比寿南3)。
「隠れ家カフェ」をコンセプトに掲げる「nurikabe」は、2014(平成26)年に恵比寿に1号店で現在は本店と位置付ける「cafe&dining nurikabe」(恵比寿南3)をオープン。2016(平成28)年には同店から数十メートルの場所に2店舗目となる「cafe&dining nurikabe+」(恵比寿南3)をオープンした。3店舗面となる「nurikabe cafe SSS」は、ドミナント出店を図るなかでエリアを広げ渋谷に出店した。店名は同社社長・加部真也さんの名字と、本店の壁面を加部さんが塗って仕上げたことに由来している。
Nurikage cafe SSSは、「Shibuya」「Specialty」「Space」の頭文字から命名。ビルの地階に位置し、店内はコンクリートに囲まれた空間に木調の家具を置く「落ち着いたレトロな」空間に仕上げる。席数は32席。テイクアウト需要に合わせてショーケースも置いた。
本店でも人気という表面を炙(あぶ)って提供する「香るチーズケーキ」シリーズを、複数の味を楽しめるよう同店では3.5センチ角のサイコロ状にした「Minichii(ミニチー)」(350円)として提供。ケーキには、米を食べて育った鶏の「米っ娘たまご」や香りに特徴があるカソナードなどを使う。味は、ベイクドとレアのチーズケーキ2層でトンカ豆とバニラのビーンズ2種類を使うプレーンや、宇治抹茶、キャラメルで煮たりんごのベイクド地とメイプルシロップのムースで仕立てるレアチーズのキャラメルりんご、ペーストを練り込むピスタチオなど10種類をラインアップする。
本店などでも提供している、炙って提供するホールのチーズケーキやフルーツを盛るプレートに名前を書いて提供するバースデープレート(2,500円)の人気が高いという。
店名の頭文字の一つにもなっている「specialty」には、地階に広がるスペースに加え、同店で提供を始めたスペシャルティコーヒーのある意味もあるという。時季により異なる豆を「本日のコーヒー」(550円)で提供。フードメニューは白い卵やホワイトソースが特徴の「トリュフ香る“白い”オムライス」(1,590円)をはじめ、パスタやピザ、肉料理などをラインアップ。コースメニューも用意している。
20代後半の女性をコアターゲットにしていることもあり、客層は女性客が中心。夜は飲み利用や団体利用が多いという。
営業時間は12時~23時。