京王電鉄は渋谷駅の1番線降車専用ホームにホームドアを新設し、11月26日に供用を始める。
1日に27万4505人(2022年度)が乗り入れる京王井の頭線渋谷駅は、改札を入って右手側に1・2番線ホームがあり、降車専用ホームは向かって左端に位置する。1・2番線ホームには2018(平成30)年から2019(平成31)年にかけて、既にホームドアを設置している。
今回新たにホームドアを設ける1番線降車専用ホームは、「トイレとの距離も近く、乗降客に関係なく人通りもあり、ホームの幅も狭い。電車が出てしまえば線路に転落する可能性がある」(同社広報)という安全面への配慮から、設置を進める。供用開始は同日始発。
同社は来年2月、神泉駅1・2番線ホームと笹塚駅2・3番線ホームでもホームドアの供用を始める予定。