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アルバルク東京ホーム開幕戦に1万人超来場 リーグ最多記録更新

リーグ最多となる1万人を超すファンが集まったなか勝利したアルバルク東京(黒のユニホーム)

リーグ最多となる1万人を超すファンが集まったなか勝利したアルバルク東京(黒のユニホーム)

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 Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)が10月14日、国立代々木競技場第一体育館(渋谷区神南2)で今季のホーム開幕戦を迎えた。

先制点を挙げるなど10得点をマークしたテーブス海選手

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 昨季に引き続き同体育館をメインのホームアリーナに使うA東京。今夏のワールドカップの影響もありチケットの売れ行きは好調で、この日のチケットは約2週間前に完売。増席もしたなか1万40人が来場し、昨季記録した9555人を上回り、クラブが主管する試合の最多入場者数を更新した。セバスチャン・サイズ選手は「1 万人超えのファンの皆さんの前でプレーできることは幸せ」と喜び、テーブス海選手も「最高」と触れた。

 この日の対戦相手は宇都宮ブレックス(以下、宇都宮)。2020年~2022年に同チームに所属していた古巣との対戦となったテーブス選手の得点で先制。ミスが散見したが堅守も見られ、10-12とロースコアの展開となる。

 第2クオーター(Q)も「積極的にシュートを打っていこうと意識した」というテーブス選手が得点を伸ばしたほか、アルトゥーラス・グダイティス選手が攻守にわたりゴール下で強さを発揮。互角の戦いが続くが高確率で3ポイント(P)シュートを決められ、30-34で前半を折り返す。

 後半序盤はグダテイティス選手やサイズ選手のフィジカルを生かしたゴール下の得点を中心に得点を重ねた。リバウンドを取られてもセカンドチャンスポイントを許さないなど、集中力の高い守備が続き54-50と逆転に成功。

 最終Qは、安藤周人選手がボールを奪う好守やアシストでチャンスを作り、レオナルド・メインデル選手が機動力を生かして速攻に走るなどして得点を重ねじりじりと点差を離す。終盤はサイズ選手の安定したシュートで突き放し75-60で勝利した。

 「特に後半よく戦えた」と評価したデイニアス・アドマイティスヘッドコーチは、2季目となる今季について「目指すべき求めているバスケットボールの質が非常に高くなってきている。今日のようなディフェンスを中心に、相手チームを 60 点代に抑え、良い状況判断をしてオフェンスにつなげていくというのが今シーズンの我々のスタイル」と話した。

 両チームは15日も戦う。

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