韓国のハンバーガー＆チキンブランド「MOM’S TOUCH（マムズタッチ）」の日本初ポップストア（渋谷区宇田川町）が10月20日、渋谷にオープンする。

2階イートインスペースのイメージ

　1997年に1号店がオープンし、韓国国内を中心に1400店以上（2023年6月現在）を展開する同ブランド。2021年に本格的な海外展開を始め、タイやモンゴル、アメリカなどにも展開。グローバル外食市場で「先進国」と言われている日本への進出を成功させることは「非常に大きな意味がある」（Mom’sTouch & Co. CEOKim Dong-jeonさん）と考え準備を進めてきたという。今回のポップアップは日本市場への正式進出に先立って展開する。

　「マムズタッチ TOKYOポップアップストア」と銘打つポップアップストアは、地下1階～地上4階の建物を活用。1階はキッチンで、2階と3階にイートインスペース（計60席）を用意するほか、ブランドの世界観を表現したアートやフォトスポットも設置。地下1階はウェブコミック「再婚承認を要求します」とコラボレーションした事前予約制のスペースを展開する。

　スピード重視ではなく、「母親のように思いやりを込めて」作ることを目指し注文を受けてから調理するシステムを導入しているのが特徴。2005年に発売した、鶏もも肉を丸ごとパティとして使う看板バーガーの「サイバーガー」（370円）や、スパイスを加え注文後に高温のグリルでプレスして焼く「スマッシュ方式」で調理するビーフパティを挟む「グリルビーフバーガー」（590円）、「米南部ルイジアナスタイル」のシーズニングで味付ける「ケイジャン風フライドポテト」（270円）など10品を提供予定。

　営業時間は10時～22時（金曜・土曜は24時まで）。11月9日まで。現在オンライン上で事前来店予約を受け付けている。