ラバーソールメーカー「Vibram(ヴィブラム)」のソールを紹介しカスタムオーダーなども受け付けるポップアップイベントが10月6日、渋谷・神山町のビンテージ店「FRONT 11201」(渋谷区神山町)で始まった。
1937 年に北イタリアで創業したヴィブラム社は、同国の登山家チームが着用して世界2位の高峰 K2の初登頂に成功したブーツに採用された「カラルマート」(別名=タンクソール)を開発。以降もスポーツやアウトドア、ドレスやカジュアルなどさまざまなフットウエアにソールを提供し、世界的ソールメーカーに成長した。
消費者向けにはメーカーとして世界初の企画となる同イベント。日本支社のヴィブラムジャパン(中央区)がビンテージシューズなども扱う同店とコラボレーションし、店内にブースを特設し、ヴィブラムのソールを展示する。職人によるシューズのリペア・カスタマイズオーダーも受け付ける。
展示するのは、シーズンごとにいろいろなデザインを発表するソールの中から、ドレスシューズの底にも貼れるような薄いものや、スニーカーのソールにはめられるカップソール、登山用のアウトドアシューズにも対応するもの、雨の日に滑りにくいメガグリップソールなど、デザインや機能に合わせたさまざまなソール。履く用途ごとに配合の比率が変える「コンパウンド(配合)」などの特徴についても、パネルなどで紹介する。
「大事にしている靴をリペアしながら大事にしてほしい」という同メーカーのメッセージも込め、スニーカーやハイヒールなどビンテージのシューズをビブラムソールにリペアやカスタムしたシューズも展示。期間中、週末にはリペアのオーダーを受け付ける。時間は1人15分ほどで、シューズを持参。受付時間は、10月6日=14時~16時、8日・9日・13日・15日=13時~16時。料金は1万円~。
営業時間は13時~20時(土曜は12時~、日曜・祝日は19時30分まで)。今月15日まで。