恵比寿4丁目の「ビール坂」で10月8日、「第11回恵比寿ビール坂祭り」が開催される。主催は恵比寿ビール坂商店会。

スパーリングなどのパフォーマンスも

　「ビール坂」は、かつて現在の恵比寿ガーデンプレイス付近で操業していたサッポロビールの醸造所で製造したビールを運ぶため、馬車を使って通っていたことから呼ばれるようになったという。同祭は地域活性や商店会会員の交流を図る目的で2006（平成18）年から開催していた「恵比寿となりのサンマ祭り」が前身。宮城からサンマを仕入れていたこともあり、2011（平成23）年は東日本大震災の影響で開催を断念し、ビール坂祭りを初開催した。

　出店者は商店会員に加盟する店舗のみで、過去最多となる40店がビール坂に沿って出店する。今回、スペシャリティコーヒーショップ「猿田彦珈琲」やたいラーメンの「MACHIKADO」、「スイーツおはぎ」を中心に提供するスイーツショップ「blue coco」、写真館「AL'AISE」など8店が初出店となる。ビールと共に料理を提供するほか、同祭限定のメニューなども用意する。

　このほか、キックボクシングを取り入れたフィットネスジム「バンゲ」やお笑いプロレス「西口プロレス」による路上でのスパーリングやプロレス（13時ごろ～）、和太鼓チーム「千成雷」のパフォーマンス（14時30分ごろ～）に加え、今年初めて東京えびす連による阿波踊りのパフォーマンス（12時ごろ～）も予定する。

　開催時間は10時30分～16時30分（一部店舗により異なる）。小雨開催。当日は10時30分～17時ごろにビール坂を車両通行止めにする。