酒のイベント「第2回 SAKE PARK」が11月11日・12日、渋谷区立宮下公園(渋谷区神宮前6)芝生ひろばで開催される。主催は平和酒造(和歌山県)などで構成する実行委員会。
同社が企画協力し2019年まで国連大学前で開催されていた「AOYAMA SAKE FLEA」が前身となる同イベントは、1970年代をピークに減産が続く日本酒業界の現状を変えることを目的に、若年層や外国人へのアプローチを図り4月に初開催。延べ1万3000人が来場したという。
今回は、前回から5蔵多い31蔵が日本各地から参加。日本酒の製造技術をベースにフルーツやハーブなどの副原料を加える「クラフトサケ」を造る醸造所5社も含む。発酵食品の生産者やフード類のブースも並ぶ。
今回は、同園の階下に位置する商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」内でも関連企画を展開。同施設North3階「or」では福島・郡山の酒蔵を開放して展開している「にいだの感謝祭」の出張バージョンを開催するほか、同階「SAI」では一点物の酒器をプロデュースする天酒堂の酒器で酒を提供するラウンジ、任意団体・和醸和楽による酒文化セミナーなどを開催。同階の日本酒専門居酒屋「ミヤシタ 成ル」では10~30年熟成させた酒を提供する。
11月10日まで応援購入サイト「Makuake」でオリジナル升が付くチケット(300円相当チケット12枚3,360円~)を販売している。
開催時間は12時~19時(RAYARD MIYASHITA PARKの営業時間はショップ=11時~21時、レストラン・フードホール11時~23時、店舗により異なる)。入場無料。雨天決行・荒天中止。