回収したユニクロの衣料を検品・洗浄やリメークして販売するポップアップストアが10月11日、原宿駅前の複合施設「WITH HARAJUKU(ウィズ原宿)」(渋谷区神宮前1)地下1階・1階の「ユニクロ原宿店」(TEL 03-5843-1745)にオープンする。
ユニクロが循環型社会を目指し始めた取り組み「RE.UNIQLO(リ・ユニクロ)」の新たな古着プロジェクトの一環。トライアルとなる第1弾企画として、回収した自社の衣料に手を加えて販売する。売り出すのは、染めや洗い加工でビンテージ風にリメークした古着と、加工はせず検品と洗浄し手頃な価格で提供する古着の2種類。購入した古着をカスタマイズできるワッペンも用意する。
染め加工は小松マテーレ社(石川県能美市)が手がけ、洗いざらしたような風合いを出す。加工しないものは、回収衣料の中から着られるものを選び洗濯・検品して販売する。ウールやカシミヤはニット専門の自社工場で洗濯し、毛玉も取り除くという。
価格は、染めてリメークした古着では、Tシャツ=1,990円、カジュアルシャツ・スエット=2,990円、チノパンツ=3,990円、洗浄済みのリユース古着では、カジュアルシャツ・スエット・フリース=1,000円、アウター・ボトムスなど=1,500円~、カシミヤニット=3,000円ほか。ワッペンは18種を用意し、カスタマイズ料も含め1個500円。
利益の一部は、社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」(宇田川町)に寄付し、渋谷区の子どもの健全育成事業推進に充てられる。
営業時間は11時~19時。10月22日まで。