商業施設「SHIBUYA109渋谷店」など渋谷の街をを再現するメタバース上の空間「SHIBUYA109 LAND」の一部が9月26日から、限定公開される。
施設を運営するSHIBUYA109エンタテイメント(渋谷区道玄坂1)は、コロナ禍で来日・来街が難しかったことを背景に、「メタバースだからこそできる」新たな顧客体験として、2021年春からメタバース・NFT事業への参入を検討。その第1弾として昨年3月、香港のBACASABLE GLOBAL LIMITEDと業務提携。同社が展開するブロックチェーンベースのメタバースプラットホーム「The Sandbox」上に同社専用の土地となるSHIBUYA109 LANDの開設することを発表していた。
これまで、The Sandboxで同社オリジナルNFTアイテムの販売や、デジタルハリウッド(千代田区)と連携してSHIBUYA109 LANDに登場するノンプレイヤーキャラクターのデザインコンペティションを展開。SHIBUYA109 LANDの空間を実際に体験できるのは今回が初めてとなる。
公開しているのは、SHIBUYA109 LANDのSHIBUYA109渋谷店館内のみ。期間中は、館内を巡って新シーズンのファッションアイテムを集めてストアのディスプレーを完成させるミニゲームや、アバターへのファッションアイテムの試着・購入体験などのコンテンツを提供する。
今月27日(23時~)からは、SHIBUYA109が監修し、日本のトレンドやカルチャーを取り入れた異なるデザインのアバターコレクション(限定2000体)を販売する。
公開は10月31日23時まで。利用にはThe Sandboxへの登録が必要。