ステーキレストラン「ocean good table（オーシャングッドテーブル） 渋谷ストリーム」（TEL 03-6427-1885）が9月20日、渋谷ストリーム（渋谷区渋谷3）1階にオープンした。

店内の様子

　スパイスワークホールディングス（台東区）の新たな事業展開を見据えた出店となる同店は、2013（平成25）年の同日に沖縄にオープンした「南の島のビストロ ocean good table」の姉妹店となる。同社に14年勤め独立した小倉祐典さんがオーナーを務め、同社がプロデュースとして参画している。沖縄の店舗はシーフードをメインにしているが、渋谷ストリーム店はカフェとステーキの要素を取り入れ「進化させた」店舗で、今後は郊外型の店舗も視野に入れて展開していくという。

　同社によると、渋谷の飲食店（事務所）4294軒の中でもステーキ店は17軒（2021年5月時点）であることや、駅から近い立地のカフェは「混み合っている」状況も鑑みて、同業態を出店した。店舗面積は約30坪。店舗は「ゆっくり過ごせる」リゾートの雰囲気や「気兼ねなく」利用できるようカジュアルさを意識したという。席数は店内36席、テラス18席の計54席。

　ステーキは、肩ロース（150グラム2,400円～）やヒレ（同3,600円～）、赤城和牛のランプ（同4,800円～）などを用意。付け合わせのポテトは食べきれる分をお代わり自由で提供し、ステーキ300グラム注文客には、焼き加減を調整しながら食べられるようにオーブンで300度に熱するフランス産天然石に載せて提供。塩などに加えオニオン・ブラックペッパー・ブルーチーズのソースで食べる。そのほか「渋谷のビストロ食堂」を目指し、パテ・ド・カンパーニュ（1,050円）、週に2～3回豊洲市場で買い付ける魚介類を使う貝刺しとフレッシュマッシュルームのアンチョビーマリネ（1,780円）、客の前でケチャップやマスタード、パセリ、アーリーレッド、コルニションと一緒に混ぜる「馬肉のタルタルステーキ」（1,980円）など「ビストロ料理」、ベイクドチーズケーキ（1,250円）やティラミス（1,100円）などのデザートなどをラインアップする。

　ドリンクは、ワイン（グラス780円）をはじめ、米スレイヤーのマシンで入れるエスプレッソ（500円）を使う「エスプレッソマティーニ」（900円）などのオリジナルカクテルなどを提供。ランチ（15時まで）には、ポテトと肩ロースのステーキ（150グラム2,900円～）や炭火チキンの蜂蜜マスタードサラダ（スーピ・パンまたはピラフ付き、1,500円）、スープやピラフ、ステーキ、デザートなどが付くコース（肉3種類4,000円～）などをそろえる。サンドイッチなどもテイクアウトで用意する予定。

　営業時間は12時～23時。