世界各国の若者が平和やSDGsをテーマに制作した短編映像を紹介する「国際平和映像祭」が9月18日、ヒューマントラストシネマ渋谷(渋谷区渋谷1)で開催される。主催は一般社団法人「国際平和映像祭」(福岡県糸島市)。
映像祭は、国連が定めた国際平和の日「ピースデー」の9月21日を含む「ピースデーウイーク」(15日~21日)に合わせて、2011(平成23)年から開催している。
今年は、5分以内で制作された映像作品の募集に55カ国から過去最多となる258エントリーがあり、その中からファイナリストとして10人の監督の映像を選出。当日はファイナリスト作品を上映し、各賞を決定して発表と授賞式を行う。
審査員は、LIFULLの井上高志社長、映画監督の中村真夕さん、映像作家の丹下紘希さん、タレントのサヘル・ローズさんらが務める。
ファイナリスト作品上映に先立ち、「PEACE DAYスペシャルプログラム」として、2024年1月劇場公開予定のドキュメンタリー映画「ミッション・ジョイ ~困難な時に幸せを見出す方法~」を上映。内容は、2人のノーベル平和賞受賞者、ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ大主教の歴史的な対談を収めたもの。アフタートークには、映画「happy-しあわせを探すあなたへ」プロデューサーの清水ハン栄治さんが登壇する。
映像祭発起人で同法人代表理事の関根健次さんは「13回目となる今年は平和・国際都市渋谷で初めて開催できてうれしい。今年は過去最大となる55カ国258エントリーの中から10作品のファイナリストを選出した。当日は、日本、中国、スウェーデン、フランスの作品を上映する。併せて、『ミッション・ジョイ ~困難な時に幸せを見出す方法~』を劇場公開前に特別先行上映するなど、映画・映像で平和を体感出来る一日になる。ぜひ、お越しいただければ」と呼びかける。
開催時間は13時~19時。参加費は1,000円。