「ソーシャルデザイン」をテーマにした都市フェスティバル「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA(ソーシャルイノベーションウィーク渋谷)2023」(以下SIW)が11月、渋谷区内で開催される。主催は実行委員会で、渋谷区が共催する。
2018(平成30)年に始まった同フェスは、渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)のヒカリエホールなど複数会場でトークセッション「カンファレンス」、ステージセッションやワークショップを行う「アイデアセッション」、体験プログラム「エクスペリエンス」、国内外の有識者を招く「ネットワーキング」といったプログラムを展開する。
今年は「YOU MAKE」をタグラインに掲げ、ダイバーシティを軸に「渋谷」「カルチャー」「グローバル」「サステナビリティ」「女性」をキーワードにプログラムを構成する。
オープニングセッションは、「次世代が活躍するまちづくり」をテーマに、長谷部健渋谷区長やテニスプレーヤーの伊達公子さんらが登壇して議論。そのほか、区立北谷公園をはじめ拡張される代々木公園などに導入が進む「Park-PFI」などで変わる公園空間の条例などの規制緩和の可能性についてのディスカッション、トランスジェンダーの3人組「ミュータントウェーブ。」による言葉・アート・体を使って多様性やインクルージョンを考えるワークショップ、女性のウエルネス向上に向けたアクションなどを考えるカンファレンスなどが、第1弾プログラムとして決まった。
今年はフェロー(アドバイザリーボード)として、美術家でライブストリーミングスタジオ・チャンネル「SUPER DOMMUNE」の代表である宇川直宏さん、PR会社プラチナムの吉柳さおり社長、クリエーティブ・ディレクター辻愛沙子さん、ミュータントウェーブ。、ファッションデザイナーのハヤカワ五味さんらを任命している。
開催期間は11月6日~12日。入場無料(一部プログラムは有料)。一部プログラムはオンラインを交えたハイブリッドで実施する。