渋谷氷川神社（渋谷区東2）で9月9日・10日、コロナ禍が明けて初の祭りとなる例大祭が行われる。

明治通りでみこしが担がれる

　渋谷エリア最古の神社とされる同社。コロナ禍で過去3年は祭りを控えていたが、今年の「渋谷氷川神社例大祭」は3年に一度の本祭となる。前日の8日に宵宮を迎え、宮司が各祭礼会の神酒所を訪れ、みこしに神様の「御霊」を入れる儀式「神酒所御霊入れ」を行う。

　9日は、神楽殿で終日おはやし奉納を行い、各祭礼会の子どもみこしと山車が随時宮入（みやいり）する。10日は終日、本祭として鳳輦みこしが巡行する神幸祭を行う。神酒所30カ所で宮みこし渡御を行い、神楽殿では御神楽を奉納。

　14時に氏子連合みこしが宮入し、明治通りから順次、連合みこしが宮入する。順番は、第1番基＝「豊神会」、第2番基＝「宮本氏子会」、第3番基＝「元広尾」、第4番基＝「親栄会」、第5番基＝「丹後会」、第6番基＝「わかば会」、第7番基＝「氷川会」。そのほかの大人みこしも宮入する。

　縁日では、境内と参道、境内外の参道前に露天商が出店。御朱印は、みこしが金の箔（はく）押しとなった例大祭特別御朱印を限定数で用意するほか、重陽の節供特別細工御朱印を9日から限定100体で頒布。月替わり御朱印は9日のみ、重陽の節供スタンプ付きで頒布する。

　社務所の受付時間は9時～21時。