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南青山で漫画家・蛭子能収さん「最後の展覧会」 描き下ろし新作展示

展示する新作「ほっとした」©Yoshikazu Ebisu, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

展示する新作「ほっとした」©Yoshikazu Ebisu, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery

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 漫画家・蛭子能収さんの個展「最後の展覧会」が9月7日から、南青山のギャラリー「Akio Nagasawa Gallery Aoyama」(港区南青山5、TEL 03-6427-9611)で開催される。

タレントなどでも活動する蛭子能収さん

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 蛭子さんは1947(昭和22)年10月生まれ。長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換などの職業を経て、26歳の時に雑誌「月刊漫画ガロ」で「パチンコ」を発表し、漫画家デビュー。俳優、タレントとしても活動している。2014(平成26)年にテレビ番組の企画で認知症の初期段階と診断され、2020年7月には「レビー小体型認知症とアルツハイマー型認知症の合併症」であることを公表した。

 漫画家・根本敬さんが監修する同展。蛭子さんは認知症を公表後、タレントの仕事は「みるみる」減り、漫画家としての仕事も「今や限りなくゼロに等しい」という。「このまま蛭子さんをフェードアウトさせてはならない」と、約1年前に同展を企画したという。

 展覧会では、蛭子さんが今年の春から描き出した描き下ろしのキャンバス作品19点(予定)を展示する。

 開催時間は11時~13時、14時~19時。日曜~火曜・祝日は休廊。今月30日まで。

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