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新複合施設「フォレストゲート代官山」開業日決まる テナントも発表

八幡通りに面するMAIN棟のイメージ

八幡通りに面するMAIN棟のイメージ

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 代官山駅近くの複合施設「テノハ代官山」跡などで再開発が進められてきた複合「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」(渋谷区代官山町)の開業日が10月19日に決まった。

代官山駅側に位置するTENOHA棟のイメージ

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 東急不動産が推進する同施設の開発事業は2021年に着工。約4506平方メートルの敷地に、地下2階~地上10階建て、延べ床面積約2万1096平方メートルの「MAIN棟」と、地上2階建て延べ床面積約198平方メートルの「TENOHA棟」の2棟を建設。

 八幡通りに面するMAIN棟(敷地面積は約4084平方メートル)は建築家・隈研吾さんがデザイン設計を担当。異なる形状の「小さな木箱」を積み上げたようなデザインで、木箱と木箱の間には緑を植える。サステナブルな活動拠点となるTENOHA棟(同約422平方メートル)は、地球環境をテーマに掲げる建築家ユニットSUEP.(スープ)設計の下、岡山県西粟倉村の間伐材を構造材として活用した木造2階建てとなる。代官山駅から敷地内通路などで八幡通りまでをつなぐ。

 「『職・住・遊 近接の新しいライフスタイル』提案」をコンセプトにする同施設。MAIN棟のフロア構成は、地下1階~地上2階=商業空間、地上3階=シェアオフィス、地上4階~同10階=賃貸住宅(57戸)。

 商業空間には駅と八幡通をつなぐアプローチ沿いに店舗が出店。出店テナントは以下の通り。地下1階=ブランド初のZ・ミレニアル世代向けの店舗作りを行うスーパーマーケット「ザ・ガーデン自由が丘」(約200坪、12月オープン予定)、地上1階=施設のグリーンデザインを担当するSOLSOによるグリーンのパーソナルサービス&ショップ「SOLSO HOME」、アパレルショップ「Ameri VINTAGE」、眼鏡・サングラスショップ「金子眼鏡店」、環境に配慮した内装に仕上げるカフェ「Blue Bottle Coffee」(12月オープン予定)、新コンセプトショップとなる英発フレグランスブランド「Jo Malone London」(同)、代官山に約50年本店を構える洋菓子店「シェ・リュイ」のチョコレート専門店・喫茶「LA BASE de Chez Lui」(2024年3月オープン予定)、カフェ&レストランバー「MIDTREE」(同8月オープン予定)。

 1階~2階には食のイノベーションのプラットフォーム(5業態)も出店予定。地上2階には予防医療を中心に形成外科や皮膚科、美容皮膚科、スポーツ医療などを扱う「あやこいとうクリニック」が出店(12月オープン予定)。地上3階は東急不動産が展開する会員制シェアオフィス「Business-Airport Daikanyama」となる。

 TENOHA棟はカフェとイベントスペースで構成。同社の長期ビジョンスローガン「WE ARE GREEN」を体現する拠点として、「サステナブルな生活体験」を提供することを主眼に、サーキュラーエコノミー活動を行う事業者や行政と連携し、地域と都市をつなぐという。企画・運営はDAISHIZENグループの、持続可能性を重視した場の開発などを手がけるRGB(世田谷区)が担当する。

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