韓国式プリント写真が撮れる「SELCA STUDIO SHIBUYA(セルカスタジオ渋谷)」(渋谷区宇田川町、TEL 070-3324-0902)が7月10日、渋谷・スペイン坂にオープンした。
利用客が写真機のあるブース内で自らシャッターを切り、撮影した写真をその場でプリントできる「セルフ写真館」。女性アイドルなどの間でナチュラルメークが主流となっている韓国でここ数年台頭しているセルフ写真館は、K-POPなどの韓流ブームの影響から、日本でも同様のスタイルを導入する店が増えている。プリントシール機が近年「デカ目」「小顔」などに「盛る」機能に力を入れてきたのに対し、韓国式写真のキーワードは「盛りすぎない」ナチュラルさだ。
セルカスタジオは昨年12月、原宿・竹下通り沿いに1号店をオープン。輸入卸などを手がけるユニバーサル・トレード(神宮前4)がLOWE(横浜市西区)と業務提携し経営する。2号店となる渋谷店では写真機5台を設置し、背景となる壁紙の色ごとに「グリーン」「ピンク」「ブルー」「パープル」「グレー」の5部屋を用意。利用客は常時16種類を用意するフレームの中から好みのデザインを選び、撮影した写真の中から好きな写真(4コマ~6コマ)を選びプリントする。価格は1プリント500 円(大判サイズは600円)。写真はモノクロも選べ、画像データや撮影中のこま撮り動画もダウンロードできる。
店内には大型の鏡を設けメーク直しなどの需要に意識したほか、撮影に使えるアイテムも用意。カチューシャやぬいぐるみハットなどの「かぶりもの」をはじめ、ティアラやサングラスなどのアクセサリーなど100点以上を無料で貸し出し、アイテムは定期的に入れ替える。写真のフレームも随時入れ替え、今後ブランドやキャラクターとのコラボレーションも視野に入れる。
そのほか、渋谷店では韓国の雑貨やアパレルも扱う。Tシャツやキャップ、フォトスタンド、コスメなどのほか、日本の人気キャラクターのグッズなどを取りそろえている。
営業時間は11時~21時。