電子楽器メーカー・ローランド(静岡県)の日本初直営店「Roland Store Tokyo」(渋谷区神宮前4)が10月1日、裏原宿・キャットストリートにオープンする。
シンセサイザーやDJ関連商品、グッズ類などを扱う地上1階のイメージ
1972(昭和47)年、大阪で創業した同社。シンセサイザーや電子ドラム・ピアノなどをプロ用から家庭用まで展開。国内外のミュージシャンも使っている。
直営店は昨年創業50年を機に英・ロンドンに出店した「Roland Store」に次ぐ2店舗目となる。同社は原宿エリアをファッションやグルメなど「トレンドの発信地」で「国内外の流行に敏感な観光客にも人気のスポット」と位置付ける。同社ゴードン・レイゾン社長は同店の出店について「目的は『直接販売』そのものではない」としている。
店舗面積は、地下1階~地上2階の3フロア計150平方メートル。地下1階は電子ドラム「Vドラム」シリーズと、ギター関連商品を展開するBOSSブランド商品を扱うフロア。プロ向けのモデルやエントリーモデルの電子ドラム、コンパクトエフェクター、ギターアンプなどをそろえる。地上1階は、シンセサイザーやデジタル管楽器「Aerophone」シリーズ、ダンス・DJ関連製品、ケーブルなどのアクセサリー、ブランドロゴや商品イメージをあしらうTシャツなどのグッズをラインアップ。地上2階はデジタル・グランドピアノ、エントリーモデルの電子ピアノなどを扱うピアノのフロアとなる。
事前予約制で、「ローランド・プロダクト・スペシャリスト」と呼ぶスタッフが1対1で商品説明やデモンストレーションなどを行うサービスも導入する。
営業時間は12時~19時(10月1日~14日は時短営業)。火曜定休。予約優先。
原宿・明治通りには今年6月、楽器メーカー「FENDER」も4フロアにわたる世界初旗艦店「FENDER FLAGSHIP TOKYO」(神宮前1)を出店している。