渋谷センター街・バスケットボールストリート(バスケ通り)で8月4日、夏祭りの一環でパレードが行われた。
仙台で職人が手作りした「くす玉」「吹流し」の七夕飾りを装飾している
旧暦の七夕に合わせて開催している渋谷センター街の夏祭り。7月19日から、メインポールや街路灯94基に仙台で職人が手作りした「くす玉」「吹流し」の七夕飾りを装飾している。
この日はパレードに先がけて渋谷駅ハチ公前広場で式典を実施。渋谷センター商店街振興組合の鈴木達治理事長は「夏のひとときを大いに楽しんでほしい」とあいさつ。長谷部健渋谷区長は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに触れ、「多くの人が街に来て昔の元通りの姿が段々戻ってきた。多くの観光客も来ていて、国際都市としてどんどん発展して成熟していく渋谷で、日本の伝統文化がこの街にあることは国際都市としても誇りだと思う。継承されている国の文化を都市でも守っていきたいと思っているので、皆さんも背中を押してくれたらうれしい」と続けた。
式典後は、渋谷区をホームタウンとするプロバスケットボールチームの渋谷サンロッカーズやアルバルク東京の選手やチアリーダー、サッカーチームSHIUYA CITY FC、明治大学男子チアリーディングチームANCHORS、渋谷警察署員、渋谷税務署員、渋谷消防署員らがパレードを行った。サンロッカーズ渋谷とアルバルク東京のチアリーダー、ANCHORSはパフォーマンスも披露し盛り上げた。
七夕の装飾は今月8日まで。第2弾として9月14日からはメインポールに「金魚ねぶた」の装飾などを行い、夏祭り最終日となる同16日にはセンター街のために青森で制作されたねぶたと共に跳ね人・おはやしが練り歩く。