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原宿に体験型カフェ「忍者カフェ」 忍者服着て手裏剣など「修行」体験

店内で忍者体験をする外国人客ら

店内で忍者体験をする外国人客ら

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 忍者の「修行」が体験できるカフェ「忍者カフェ原宿」(渋谷区神宮前1、TEL 070-9117-2841)が原宿にオープンして、8月2日で3カ月がたった。経営は、イベントの企画運営などを手がけるHoliday Jack(江東区)。

手裏剣体験を終えて満足げにポーズ

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 忍者カフェは2019年7月、浅草に1号店をオープン。「忍者になれちゃう」をコンセプトに据え、刀や矛のレプリカなど忍者の「武器」を展示した忍者屋敷のような体験型カフェを展開してきた。来店客は忍者の衣装を着て「手裏剣(投げる)」「吹き矢(吹く)」「刀(斬る)」の3つの忍者武器修行を体験できる。

 2店舗目として5月2日オープンした原宿店は、竹下通りから入った場所に立地。店内にはカフェスペースや手裏剣などの修行スペースに加え、浅草店にはない「隠し扉」も設ける。席数は20席。レンタルで貸し出す忍者の服は、子ども用5サイズ、大人用4サイズを用意する。

 忍者体験は4コースを用意。フルコースとなる「佐助」コース(6,200円)は忍者修行に加えドリンクとフード、忍者服レンタルが付き、所要時間は約1時間半。フルコースに対し、それぞれ「自来也」コース(4,900円)はフードが付かず、「半蔵」コース(5,100円)は忍者服レンタルが付かない。「小太郎」(3,500円)は忍者体験にドリンクが付く。忍者体験をせず、カフェのみの利用もできる。

 フードは、ご飯を手裏剣の形に盛り付けた「忍者カレー」が人気と言い、ドリンクは忍法で黒く色づけた」(同店)というジンジャーエールがベースの「ニンジャーエール」や瓶ビール「忍者ラガー」など。デザートはスタッフが仕上げに指先から火をつける「火遁(かとん)フォンダンショコラ」などを用意する。

 オープン後は、欧米からの観光客も多いという外国人客をはじめ、国内の子ども連れの家族などが多く来店。「忍者になりきって楽しめた」「手裏剣や吹き矢を実際に体験できて良い思い出になった」などの声が多く聞かれるという。「観光地では『観光スポットと自分』という写真になりがちだが、当店ではお客さまが主役となり『忍者になった自分』の写真を撮って旅の思い出にしていただけたら」(同店)とも。

 営業時間は10時~21時(予約状況により早く閉店する場合あり)。

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