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「恵比寿駅前盆踊り」4年ぶり復活 汗を流しながらも笑顔こぼれる

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 恵比寿駅周辺の夏の恒例行事「第68回恵比寿駅前盆踊り大会」が7月28日、4年ぶりに復活した。

汗をかきながらも笑顔で踊る参加者たち

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 1954(昭和29)年に初開催して以来、約70年の歴史を持つ同祭。地元の町会・商店街を中心に、地域に根付く夏の風物詩として知られる。コロナ禍で昨年まで中止を余儀なくされてきたが、感染拡大が落ち着いた今年は「無理なく安全に楽しめる」配慮を施しながら、4年ぶりの開催となった。

 「譲り合い盆踊り」をテーマとする今年は「踊れる」スペースを制限し、やぐらを中心に西口ロータリーを四角くフェンスで囲む。踊りの参加は誰でも可能だが、アトレ側に入り口、駒沢通り側に出口をそれぞれ設け、混雑時には入場を規制する体制を整える。例年は路面に屋台が数多く出店しているが、今年は安全を考慮し食事を伴う屋台や模擬店はなく、ドリンクのみ販売する。

 28日17時30分から駒沢通り側、アトレ側から西口ロータリーへの車両進入を交通規制し、18時ちょうどに祭りがスタート。町会・商店街、長谷戸や猿楽など地元小学校の児童、サッポロビールなどの地元企業のほか、親子や浴衣姿のカップル、仕事帰りの会社員などが参加。「Yes Yes Ebisu」「HEY!ミスター恵比寿」「恵比寿ラヴィアンローズ」「恵比寿音頭」など、恵比寿ならではの定番ソングに合わせ、汗を流しながらも笑顔で踊りに興じた。中には、見よう見まねで踊りの輪に加わる外国人観光客らの姿も目立った。

 29日も18時~21時30分に開催。通行止めなどの交通規制は17時30分~22時。

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