ライフスタイル誌「Hanako」編集部などがコラボレーションしSDGsをテーマに展開する店舗「Hanako Stand Shibuya」が7月28日、渋谷駅地下1階A8出入り口付近にオープンした。
出版社マガジンハウス(中央区)の「Hanako」編集部と、企画プロダクションKIRINZI(渋谷区神南1)、東急(南平台町)の3社がコラボレーションする「Hanako Stand」の2号店。駅なかに展開する業態で、昨年7月東急大井町線・等々力駅ホームに出店した店舗に次ぐ2店舗目となる。
店は渋谷駅周辺の再開発に伴い一時的に行き止まりになっている駅のコンコーススペースを活用し展開。通勤・通学・来街の途中やついでなど「普段使いできる」場所に出店することでSDGsへの興味・関心の喚起や行動を起こすきっかけづくりになることを目指す。「Hanako Stand」のアートディレクター脇田あすかさんが「トランジット」をテーマに店をデザイン。輸出入時に使われるクレート(木材の箱)やパレット(木材の板)を組み合わせ、空港の倉庫のようなイメージで仕上げた。
同誌プロデュースの下、「毎日に、ちょっとよい未来の選択を」をテーマに掲げる。扱うのは、ファッション、生活用品、雑貨、コスメ、食品、季節商品など、誌面で紹介した商品や編集部がセレクトした商品など300点以上。「Hanako Stand」のオリジナル商品やアップサイクル商品なども順次展開していく。オープン記念として、脇田さんがデザインした店のアイコンをあしらう手拭いを扱う。
営業時間は10時~20時。