京王井の頭線開業90周年を記念したオリジナルフレーム切手セットが8月1日、発売される。
同線は京王電鉄(旧帝都電鉄)が1933(昭和8)年8月1日に、渋谷~井の頭公園間の12.1キロで営業を開始。翌1934(昭和9)年に井の頭公園~吉祥寺間が開通し、全線開通となった。
切手シートには、サーモンピンクやラベンダー、オレンジベージュ、レインボーカラーなど、特徴的なカラーリングの同線の車両の写真を採用している。84円切手5枚で、価格は1セット1,300円。セットとして車両の写真などをデザインしたA4サイズのクリアファイルが付く。
渋谷郵便局(渋谷1)をはじめとする区内の郵便局や多摩動物公園駅に隣接する「京王れーるランド」などで販売する。
同日、記念乗車券も発売。グリーンの塗装を施した1700形や旧1000系、レインボーカラーの3000系など歴代の車両写真や、同線の年表などを記載記載した3面の台紙にC型硬券大人(500円)2枚が付く。価格は1セット1,000円。3000セット限定(1人2セットまで)。渋谷駅など同線7駅の窓口で販売するほか、7月27日(12時)には山口証券印刷専用サイト「きっぷと鉄こもの」で500セットを先行発売する。