ストリートスポーツの振興とマナー啓発を目的にしたプロジェクト「Next Generations」が9月14日から、渋谷のハロウィーンのマナー啓発アクションを考える講座「Shibuya Sports Academy」を渋谷各所で開く。

過去開催時のコンテンツ制作の様子

　同プロジェクトは、2018（平成30）年に一般社団法人渋谷未来デザインが中心となり、渋谷にゆかりのある企業や団体と共に立ち上げた。かねてストリートスポーツやその文化を「開拓してきた」渋谷でプレイグラウンドが「失われてしまった」として、次世代がスポーツに出合い学ぶなどの場をつくり、ストリートスポーツの振興とマナー啓発を行うことで「渋谷＝ストリートスポーツの聖地」としての再興を目指している。

　「Shibuya Sports Academy」は、受講者が「スポーツプロデューサー」となって自らスポーツコンテンツを創り上げる体験からスポーツを支える仕事を学ぶもの。2023年前期となる今回は、多くの来街者が訪れ例年飲酒やごみなどのマナー問題が取り沙汰される渋谷のハロウィーンを題材に、ストリートスポーツの観点からマナー啓発をどのように行うかを考える。

　今回は、区内にオフィスを構えるTikTok（Bytedance、渋谷区渋谷2）や東急不動産（道玄坂1）との連携を強化。TikTokクリエーターの「ぞのさんっ」さんを講師に迎え、ソーシャルアクションムービーのメッセージ性や制作・編集技術について学ぶ。

　開講日は9月14日～11月2日の木曜（17時～19時）で、実習を含む全8回15コマ。渋谷パルコ9階のGAKU（開講日）、渋谷ソラスタ（2回目）、Bytedanceのオフィス（3回目以降）で行う。対象は高校生～大学生。受講無料。定員は先着15人（アスリート優先枠あり）。