独高級車メーカーBMWのポップアップスペース「FREUDE by BMW - THE GARDEN」が7月14日から、表参道交差点のイベントスペースOMOTESANDO CROSSING PARK(港区南青山5)で展開される。
「FREUDE by BMW」は、BMWが今年から展開するブランド体験の拠点。東京の中心地での接点を増やし、富裕層に向けたコミュニティーハブをつくることでブランド価値の向上などを目指す。表参道での開催は3月に原宿駅近くで展開したポップアップスペースに続く第2弾となる。
空間は、同メーカーの創業地・独バイエルン地方と日本の「融合」をテーマにした庭をイメージ。玉砂利や竹などを使い、随所にコーポレートカラーの青を取り入れる。フラワーアーティスト田中孝幸さんが葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をイメージして手がけた、竹などで波を表現した一角に船に見立てた同社の車を展示するインスタレーション作品を、アイコンとして設置する。展示車は、プレミアム・セダンの電気自動車BMW i5(8月16日まで)、ラグジュアリー・セダンの電気自動車BMW i7(8月17日~9月17日)。BMW i7展示期間中は同社のショートフィルムも上映する。会期中の土曜・日曜・祝日には試乗もできる。
スペース内にはカフェ・バースペースを併設。ドイツと日本を組み合わせたメニューを提供する。フードは、豪州産羊肉を使ったメルゲーズ、イベリコ豚ソーセージ、国産豚肉を使った生ソーセージにザワークラウトを添えるソーセージの盛り合わせ(1,800円)や赤だしみそとバターを合わせたディップを添えるプレッツェル(900円)など。ドリンクは、ピルスナー「ビットブルガー プレミアム ピルス」(900円)、ミルクフォームにパウダーでブランドロゴをあしらう抹茶ラテ(700円)などを用意。
屋内のパビリオンスペースでは、ミニチュアカーでシリーズを振り返るものやデザインなど新型の「BMW 5シリーズ」に関する展示や、インスタレーションで展示する車両のテーマに基づいて蔦屋書店が監修した本を用意するライブラリースペースなどを展開。同所のみで販売するライフスタイルコレクションなどを扱うショップも開く。
会期中には大人向け稽古スタジオ「WAnocoto」とコラボレーションしたワークショップを開催。田中さんによる草花を生ける体験(8月15日、参加料5,000円、応募期間は今月31日まで)をはじめ、茶道や浴衣の着付け、水引アクセサリー作りなどを予定。毎週末には表参道のヨガスタジオ「IGNITE YOGA」とコラボレーションした朝ヨガ、夜ランニングも予定する。
開催時間は11時~20時(金曜・土曜・祝前日は22時まで)。入場無料。9月17日まで。