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UCC、表参道に限定アイスコーヒー店 非接触カウンターで80円コーヒー

路地に位置する店舗外観

路地に位置する店舗外観

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 アイスコーヒー専門店「ひみつのドリップ」(渋谷区神宮前4)が7月14日から、表参道のカフェ併設型イベントスペースRand 表参道に限定オープンする。

窓口からドリンクを受け取る

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 「UCC 上島珈琲(こーひー)」(兵庫県)が展開する同店。「バリスタがいない」アイスコーヒー専門店をうたいながら「本格的な味わい」をPRする。バリスタは常駐せず、同社のハンドドリップの抽出技術を競う大会で日本一になった経験を持つスタッフなど知識のあるスタッフらが監修したハンドドリップの抽出メカニズムを搭載したカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」で入れるコーヒーを提供する。ドリップポッドで入れていることを見せないことに加えてエンターテインメント性持たせ、店頭にはしずく型の窓口が付いた非接触のカウンターを用意。オーダーシートに記入し窓口に投入すると、非公開のキッチンでドリンクが作られ窓口から提供される。

 より多くの人に「本格的な」コーヒーを「気軽に試してほしい」という思いなどから展開する同店は、カフェ激戦区で「審美眼を持っている人」にも試してほしいという思いや、ドリップポッドが30~40代の夫婦をターゲットにしていること、トレンドの発信地であると判断して表参道に出店した。店名の「ひみつ」を想起させるよう路地に位置し、店内はコーヒーに関する写真などを装飾しテーブルにはコーヒーの苗木を置くなど「専門店のような」雰囲気に仕上げる。席数は38席。

 「お気に入りを見つけて、コーヒーをもっと楽しんでほしい」と、さまざまなアイスコーヒーを提供する。ホンジュラス&コロンビア、ブルーマウンテンブレンド、炭焼きコーヒー、カフェインレスなど世界のコーヒー産地から選んだコーヒー豆14種類、ブラック・ミルク・ソーダ・フルーツ&フレーバーの飲み方4種類をそれぞれ用意し、56通りにのぼる組み合わせから選べるようにする。ブラックのアイスコーヒーは注文が入ってから1杯ずつ抽出し急冷式(氷の上に直接入れたてのコーヒーを注ぎ、急速に冷やしてアイスコーヒーを作る方法)で作り提供する。価格は、ドリップポッドのスタンダードカプセル1個(税抜き72円)と同等の価格となる一杯80円。支払いはキャッシュレスのみ。テイクアウトにも対応する。

 バリスタとのコミュニケーションの代わりに、好みや気分に合わせて選べるよう、コーヒーの味わいを「酸味×苦み」「マイルド×コク」の4象限に配置する「味わいマップ」、コーヒーに詳しくなくても「リセットしたい」など気分から選べる「気分マップ」も用意する。

 営業時間は11時~19時。今月23日まで。

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