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改正道交法施行 LUUP、渋谷署などと電動キックボードの新交通ルール啓発

(左から)ピーポくん、渋谷警察署員、LUUPの岡井大輝社長、渋谷区土木部交通政策課長の吉成成寛さん

(左から)ピーポくん、渋谷警察署員、LUUPの岡井大輝社長、渋谷区土木部交通政策課長の吉成成寛さん

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 改正道路交通法が施行された7月1日、電動マイクロモビリティーのシェアリングサービスを展開する「LUUP(ループ)」(千代田区)が渋谷区、渋谷警察署と共同で、新交通ルールの啓発イベントをMIYASHITA PARK(渋谷区神宮前6)で開いた。

通行人に啓発を行うピーポくんと渋谷警察署員

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 これまで必要だった免許が16歳以上であれば不要となり、最高速度も15キロから20キロに高速化した今回の法改正。ヘルメット着用が努力義務となり、モード切り替えなどにより時速6キロ以下に制限した場合は歩道での例外的な走行も可能になるなど、新たなルールが設けられた。同社では施行に向け事前に交通ルールを学べる特設ページを公開するなど、啓発に取り組んできた。

 当日、LUUPの岡井大輝社長は「今回のような大きな法改正は1993(平成5)年以来30年ぶり。当社はマイクロモビリティー全般に対する正しい乗り方・安全啓発を徹底していきたい」と力を込める。

 渋谷区土木部交通政策課長の吉成成寛さんは「LUUPとは2021年5月、新たな短距離移動インフラの実現に向け連携協定を結んでいる。7月18日からヘルメット購入における助成を行う。2人に1人くらいは着用する環境をつくっていければ。今後、区内各地区で交通安全教室を開き、今回の新しいルールを浸透させていく」と話す。

 その後、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」も加わり、一般通行人に「道路交通法一部改正のポイント」を記したパンフレットを手渡し、理解を呼びかけた。

 会場には約200台の電動キックボードを展示。4日まで、渋谷警察署と共に新交通ルールの講習会を同所で開く。開催時間は10時~17時で、事前申し込みは不要。参加者には新しい「電動キックボードの利用ガイドブック」を配布する。

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