「リラックマ」キャラ原案などで知られる絵本作家・キャラクターデザイナーのコンドウアキさんの個展「コンドウアキのおしごと展」が7月1日から、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)8階のギャラリー「ほぼ日曜日」で開催される。
コンドウさんは1997(平成9)年に文具会社に入社し、「リラックマ」(キャラクター原案)などのキャラクターや商品を手がけ、2003(平成15)年に独立。フリーランスとして活動している。同展は作家生活20周年を記念した個展で、昨年山梨の「えほんミュージアム清里」で開幕して以降、広島や青森を巡回している。
直筆の原画を展示する同展。デビュー作「木からおりたミカン」(みかんぼうや)、幅広い世代に知られる「リラックマ」、30以上の国や地域でアニメーションが放映されている「うさぎのモフィ」、絵本「おふとんさん」「ゆめぎんこう」など、コンドウさんのこれまでの仕事を「幅広く網羅的に」紹介するという。中でも「おはぎちゃん」は全原画を初めて展示するほか、同展のために描き下ろした原画は抽選販売する。
場内には、絵本「ゆめぎんこう」をイメージしたカフェスペースを展開し、フルーツサイダー3種を提供。クリアファイルやポストカードなどの展覧会オリジナルグッズなども販売する。
開催時間は11時~20時。入場料は800円(小学生以下無料)。8月27日まで。