小田急バスが7月1日にダイヤ改正を行い、渋谷駅~成城学園前駅南口(渋24)系統を廃止、渋谷駅~調布駅南口(渋26)系統の運行本数を見直す。
アフターコロナで利用客の行動が大きく変わったことを受け総合的に判断したもの。
渋24系統は同社と東急バスが共同運行。下りでは渋谷駅から道玄坂上を経て三軒茶屋方面に向かい、世田谷駅前や、日本大学(商学部)前などの学校施設付近も経由しながら成城学園前駅で終点となる路線。同日以降は東急バスが全便の運行を担う。東急バスも同日、同系統のダイヤ改正を行い、運転間隔を均等化する。7月1日以降の運転間隔は朝=7~8分、日中=10分、夕方=8分。
渋26系統は、50以上の停留所に止まる走行距離約17.3キロの路線で、同社が運行する路線バスの中では新宿駅と武蔵境駅をつなぐ路線に次ぐ長距離だという。現在は、平日は1日6往復、土曜・日曜・祝日は同じく4本往復しているが、全日2往復にする。
小田急バスではこのほか、渋谷駅発着のバスは渋谷駅~経堂駅(渋54)も運行している。