すし・天ぷら居酒屋「渋谷ぴち天」(渋谷区桜丘町、TEL 03-6277-5773)が5月10日、渋谷・桜丘にオープンした。
「ぴち天」はまつりグループ(愛知県)が2009(平成21)年に立ち上げた居酒屋で、愛知・名古屋に3店舗を展開している。東京1号店となる「渋谷ぴち天」は、東京進出に当たり同社とエイジアキッチン(道玄坂1)が立ち上げた東京カーニバル(桜丘町)で展開。軸となるコンセプトはそのままに、渋谷に合わせてアップデートし、よりクオリティーにこだわった店舗をつくったという。
すしと天ぷらという日本の食文化を「世界に発信する」ことを目的に、「日本のカルチャーの発信地」である渋谷に東京1号店を出店。店舗面積は20坪。ファサードにはインバウンド客の利用も見据え、アルファベットロゴも配置。地階ながら天井高がある店内は、濃色の木とコンクリートを基調とした「和モダン」に仕上げる。席数はカウンターやテーブル席、半個室で25席を用意する。
メニューは、天然の本マグロを使う太巻き(1貫1,100円)や生きたクルマエビをその場でさばく天ぷら(1,078円)など名古屋の既存店舗でも提供するメニューのほか、ウズラ卵を豚バラ肉で巻いて揚げ、八丁みそをつけてピンチョス風にした「三河豚味噌(みそ)カツピンチョス」(1本440円)など渋谷限定のものも用意する。
酒蔵直送の日本酒生たる「蔵直 樽生日本酒」(858円~)は、生たるをマイナス11度まで冷却可能な冷蔵庫で常時3種類保管し、その生たるを注文客のテーブルまで運んで専用のグラスに注いで提供する。提供時はマイナス5度程度の温度になるという。そのほか、焼酎、ビール、国産ワインなど日本の酒をラインアップする。
営業時間は17時~23時。