大人が子どもの「視点」を体験できるカフェ「こどもの視点カフェ」(港区北青山2)が、外苑前駅近くの商業施設Itochu Gardenにオープンして1カ月がたった。
「大人が子どもになってみたら?」をコンセプトにする同カフェ。昨夏同施設にオープンした子ども向けのSDGs施設「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」で開催した、子どもの視点で子どもとの暮らしや社会の在り方について考える「こどもの視点展」の盛況を受けオープンした。
店内は、屋外でのピクニックを想起させるデザインで、靴を脱いで利用する。店内には、大人に換算した赤ちゃんの頭(長さ約45センチ、重さ約21キロ)を可視化した展示や、大人の約2倍サイズになるという2歳児から見た朝食風景を表現した展示、子どもの視点で換算すると大人にとっては4メートルになる、大人から見下ろされる感覚を体感できる展示などを用意する。
カフェメニューは、大人が子どもになったらどれだけ飲み物や食べ物が大きいかを体感できる「こどもの視点セット」(1,650円)を提供。大人用に換算したサイズの、コーヒーやリンゴジュースなどから選べるドリンク500ミリと、オレンジケーキやクッキーなどから選べる直径約15センチのフードに、大人も着けられるサイズのオリジナルスタイが付く。このほかクッキー(385円)、麦茶(110円)、ミルク、コーヒー(各220円~)などもラインアップする。
営業時間は9時30分~17時30分。月曜定休(月曜が休日の場合は翌営業日が休み)。