独ラゲージブランド「RIMOWA(リモワ)」のエキシビション「SEIT 1898」が6月9日から、原宿駅近くのヨドバシJ6ビル(渋谷区神宮前6)で開催される。
1898年、かばん職人であるポール・モルシェックが設立した家族経営の工場が始まりとなる同ブランド。当初は木製のスーツケースを作っていたが、1937年にモルシェックの息子リヒャルト・モルシェックが初のアルミニウム製トランクを発売。1976年には防水ケース、2000年にはポリカーボネート製のスーツケースを発売するなどしている。
ブランド誕生125周年に合わせた企画となる同展では、アーカイブを通して素材やクラフトマンシップの「進化」などブランドの軌跡をたどる。同展に向けてデザインされたブランドとのコラボレーションとなるジオラマをはじめ、現代アーティスト村上隆さん、モデルのアジョワ・ アボアーさんら著名人所有のスーツケース約100本のほか、ブランドの「マイルストーンとなるような」アートピースなどのアイテムなども展示する。場内では、ブランドからの質問に対して来場者が書いた返答をタイムカプセルとして保存する、来場者参加型コンテンツも用意する。
開催時間は11時~19時。入場無料。予約優先。今月18日まで。