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渋谷・鹿児島おはら祭、54連2000人が踊り披露 ハンヤ節新バージョンも

SHIBUYA109前交差点を中心に繰り広げられた「第26回 渋谷・鹿児島おはら祭」

SHIBUYA109前交差点を中心に繰り広げられた「第26回 渋谷・鹿児島おはら祭」

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 「第26回 渋谷・鹿児島おはら祭」本祭り(パレード)が5月28日、SHIBUYA109前交差点を中心に道玄坂、文化村通りで開催され、54の踊り連、総勢約2000人が踊りを披露した。

練習の成果を披露する「渋谷おはら連」

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 晴天に恵まれた当日は正午から交通規制が行われ、太鼓打ちに続いて、神南小学校鼓笛隊・かごしま親善大使と東京消防庁カラーガーズの行進で幕を開けた。SHIBUYA109前で行われた開会式で、「おやっとさー」(「お疲れさま」を意味する鹿児島の方言)と切り出した長谷部健渋谷区長。「渋谷と鹿児島の友好関係があるおかげで26回目を迎えることができた。今日一日、渋谷に爽やかな鹿児島の風を吹かせてほしい。皆さん、盛り上がっていきましょう」と呼びかけた。下鴨隆央鹿児島市長のあいさつに続き、大西賢治実行委員長が開会を宣言した。

 その後、審査の対象となる踊りパレードが開始。関東の46連と鹿児島の8連、計54連が、「渋谷音頭」「おはら節」に合わせて踊りを披露。子どもや外国人なども交えた幅広い世代から成る各連が日頃の練習の成果を披露した。

 続くアトラクションでは、SHIBUYA109前交差点をステージに、ヤング踊り連と東京都大学バトン連盟が「若者の踊り」を披露。「TOKYOおはら」「チェスト!おはら」に乗せた軽快なパーフォーマンスに、沿道の観客が大きな拍手を送った。

 再開後のパレードでは、ハンヤ節を現在風にアレンジした「ハンヤ節hanya東京渋谷発バージョン」も初披露。各連には事前に音源もシェアし、アップテンポのハンヤ節に合わせた踊りを全員で踊った。鹿児島市東京事務所の濱崎弘子さんによると、「アップテンポながら、踊りは変えずに音がハマるように作られている」という。

 総踊りを経てパレードは終了し、受賞連を発表。受賞連の代表者に賞状と副賞を授与した。今年の受賞は以下の通り。グランプリ=東京鶴丸連、渋谷区長長=奄美愛しゃ連、鹿児島市長賞=武岡台高校関東三紅会、鹿児島県人賞=関東さつま南の会、審査委員長賞=岩崎学生寮、関東鹿児島県人会連合会会長賞=インターナショナルおはら、敢闘賞=日置地区連。

 2024年は5月18日・19日(本祭は19日)の開催を予定。

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