「写真展 昭和40年代の渋谷」が現在、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(渋谷区東4)で開催されている。
現在に「直接通じる街並みが形成された」時期という昭和40年代の区内各地域の写真を展示する同展。2年前に開催した昭和30年代の写真展に続く企画となる。
会場では、1968(昭和43)年の渋谷駅東口や笹塚駅前、1972(昭和47)年の原宿・竹下通りなど。1969(昭和44)年に学生運動による投石防止のため敷石を撤去した渋谷駅西口、路面電車が走っていた1969(昭和44)年の道玄坂上の玉電上通停留場など、時間の流れを感じさせる写真も並ぶ。渋谷の街の移り変わりを感じられるよう、現在の写真(計24点)と対比展示している。関連地図資料や、東急百貨店本店開業記念切符なども並ぶ。
開館時間は11時~17時(土曜・日曜は9時~)。入館料は、一般=100円、小中学生=50円ほか。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。6月11日まで。