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アルバルク東京、渋谷でチャンピオンシップをパブリックビューイング

後半にリードを奪い盛り上がりを見せた場内

後半にリードを奪い盛り上がりを見せた場内

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 渋谷のイベントスペース「F studio SHIBUYA」(渋谷区渋谷3)で5月13日、Bリーグ・アルバルク東京(以下、A東京)のチャンピオンシップ(CS)初戦第2試合のパブリックビューイングが行われた。

安藤周人選手・小酒部泰暉選手のかけ声に合わせてスローガンの「WE」と声をそろえた

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 レギュラーシーズン60試合を勝ち抜いた上位8チームが日本一を争うCS。2戦先勝のトーナメント戦となるなか、東地区2位のA東京は、昨季のCSで敗れた相手でもある西地区2位の島根スサノオマジック(以下、島根)と対戦。前日12日の第1戦に敗れ、後がない状況となった。

 アウェーでの戦いで試合会場に足を運べないファンも多いなか、ホームタウンの渋谷で企画したパブリックビューイング。当初は80人程度の予定だったが応募が殺到したことから、クラブの親会社トヨタ自動車の東京本社も会場に、計約200人のファンらが応援に駆け付けた。

 会場には、ホーム試合でアリーナMCを務めている南隼人さん、チアリーダーのHARUHIさん、HONOKAさん、マスコットのルークが来場。攻撃時の「レッツ・ゴー東京」やディフェンスのコールなど、応援を先導し場内を盛り上げた。来場したファンはユニホームやタオルなどグッズを手に声援を送った。

 強みのインサイドで先制したA東京は、ミスが起きても簡単に得点を許さない堅い守りもあり14-12とロースコアの展開に持ち込む。第2クオーター(Q)はインサイドへアタックやフィジカルを生かしたリバウンドから得点重ねるが、終盤に逆転を許し30-34で前半を終える。

 後半序盤に吉井裕鷹選手を皮切りに安藤周人選手ら日本人選手が3ポイント(P)シュートを沈めリードを奪うと、ファンらは両手を突き上げ喜び会場の熱気は高まった。62-48で迎えた最終Qは点の取り合いとなるが、セバスチャン・サイズ選手が12点を挙げるなど強さを見せ82-72で勝利。試合終了のブザーが鳴ると場内は歓声に包まれ、抱き合って喜ぶファンの姿も見られた。

 試合後には、会場と試合会場を中継でつなぐと安藤選手と小酒部選手が登場。声援は「届いた」と応援に感謝し、「ここで終わりじゃない。昨年ここで悔しい思いをしているので、最高の舞台が整ったと思う。全力で頑張るので、皆さん(第3戦も)声を枯らして下さい」(安藤選手)と呼びかけ、「周人さんが言ったように去年やられているので、勝って帰れるように頑張りたい」(小酒部選手)と意気込んだ。安藤選手と小酒部選手の「アルバルク」というかけ声に続いて、クラブスローガンの「WE」と声をそろえイベントは終了した。

 Bリーグ初年度からA東京を応援している中根幸浩さんは、現地には行けなかったが普段からパブリックビューイングに参加しているという。ユニホームを着ていたサイズ選手が約38分出場し33得点リバウンド13本と気を吐いたが、「実力通りの活躍」と信頼を寄せ、第3戦に向けては「実力通りのことをやってくれれば大丈夫。2回連続同じ相手に負けないし、CSには強いチームだから大丈夫」とエールを送った。

 ハーフタイムには選手のサイン入りグッズが当たる抽選会を実施し、最終Qのオフィシャルタイムアウトには、HARUHIさん・HONOKAさん、ルークの先導で、会場で配られたボードを使ったパフォーマンスも行った。

 今月15日(19時5分試合開始)に第3戦が行われる。

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