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楽器メーカー「フェンダー」、原宿旗艦店6月オープンへ ブランド初のカフェも

ギターやベースなどに加えアパレルなども展開する1階のイメージ

ギターやベースなどに加えアパレルなども展開する1階のイメージ

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 原宿・明治通りの楽器メーカー「FENDER(フェンダー)」の世界初旗艦店「FENDER FLAGSHIP TOKYO」(渋谷区神宮前1)のオープン日が6月30日に決まった。

カフェを併設する地下1階のイメージ

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 フェンダーは1946年にアメリカで創業し、主にエレクトリックギターやアンプを展開。多くのプロミュージシャンも使っていることで知られる。日本でも40年以上取り扱いがあるなか、「あらゆるギター・ベースプレーヤーをサポートし続けるための次なるフェーズ」(フェンダーミュージックの社長でアジアパシフィック統括エドワード・コールさん)として同店を出店する。日本は「世界の音楽市場において重要な役割を担っている」と考え、ファッション、ライフスタイルなど「さまざまなカルチャーの中心地」と位置付ける原宿・表参道エリアを選んだ。

 場所は、ファッションブランド「H&M」が出店していた明治通り沿いの商業ビル。延べ床面積は地下1階~地上3階の4フロア計323.19坪。店舗デザインは「代官山 T-SITE」などを手がけたことで知られる建築家ユニット「クライン ダイサム アーキテクツ」が担当し、「ミュージックLOVERと楽器」をコンセプトに仕上げる。内装やディスプレーの随所に「フェンダーのディテール(滑らかな曲線や精巧な仕上げ)をさりげなく取り入れる」(同ユニット)などしているという。

 地下1階はアコースティックギターの展示販売とイベントスペースに加え、カリフォルニアのコーヒーブランド「VERVE COFFEE ROASTERS」が監修するブランド初のオリジナルカフェを併設する。

 地上1階はギターやベース、アーティストのシグネチャーモデル、アクセサリー、新商品などを展開。ウエアやキャップ、ホーム・オフィスアイテム、ステーショナリーなどオリジナルグッズ、オープンと同時に展開を始める新しいアパレルブランド「F ISFOR FENDER」も扱う。同ブランドはギターの歴史に着想を得て、「現代的かつモダン」なアレンジを加えた商品を展開する。

 地上2階はアメリカ製と日本製のエレキギター・ベース、アンプを中心に扱い、試奏できる防音ルームも設ける。最上階は、ブランド「最上級」のギターを作る「Fender Custom Shop」の専門フロア。「マスタービルダー」と呼ぶ職人の作品をそろえるほか、カスタムオーダーも受け付ける。

 オープンに向け、SNSではアーティストやゲストが日替わりで登場する特別企画を展開している。

 営業時間は未発表。

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