プリクラ風の写真が撮れる韓国発プリント写真ブランド「Photoism(フォトイズム」の日本直営1号店(渋谷区宇田川町)が、渋谷・井の頭通りにオープンして2 カ月がたった。オープン日は3月16日。経営はPhotoism Japan(道玄坂1)。
韓国発祥とされ、近年日本でも増えている、利用客自身がシャッターを切って写真を撮るセルフ写真館をブース化し、その場でプリントアウトするサービス。昨今韓国では同サービスを展開するブランドが増えているというなか、同ブランドは2020年以降直営・FCで韓国国内に430店舗(2023年5月現在)を展開している。
昨年、都内で開催されたK-POPイベントで初展開して以降、渋谷や池袋、心斎橋、名古屋など国内各地でポップアップストアを出店。渋谷センター街店は、常設の直営1号店としてオープン。4月14日には、原宿・竹下通りに直営2号店を出店している。
「photosim 渋谷センター街」は韓国国内の店舗同様、モノクロを基調にする店舗。1階~3階にわたり6ブースを用意する。ブースによって、グレー、ブルー、ピンク、ベージュと背景の色が異なる。基本の4カットまたは3カット(各400円)、基本の6カットやワイド4カットなど(各500円)など、複数のレイアウトを用意する。利用客自身でシャッターを押すこともできるが、押せなくても制限時間があるため10秒ごとに自動でシャッターが下りる。複数枚撮影した中から、自身でプリントアウトする写真を選べる。
無地の背景のほか、コラボレーションしたアーティストなどと一緒に撮っているような写真が撮れるコラボレーションフレーム(基本の4カット、1,000円)も用意する。一緒に写したいぬいぐるみやアクリルスタンドなどの持ち込みも可能で、かぶり物やフォトプロップなど貸し出し用の小道具も用意する。
プリントアウトした写真に印字されているQRコードを読み取ると、撮った写真や、ブース内での動きを収めたタイムラプスをダウンロードすることができる。特に韓国ではダウンロードした写真をSNSなどで共有する人が多いため、プリントアウトした写真は店内に貼って帰る人も多いという。
ポップアップなどの効果もあってか「知っている」という声が増えたほか、コラボレーションしているアーティストのファン、訪日外国人などの利用があるという。
営業時間は10時~21時。