洋菓子メーカーのコロンバン(渋谷区神宮前6)が5月8日、渋谷のビル屋上で採れた百花蜜「原宿はちみつヌーヴォー2023」を発売する。
かつて表参道沿いで営業していた旧「コロンバン原宿本店サロン」屋上で2010(平成23)年に養蜂事業を始めた同社。2011(平成23)年からは渋谷公園通り近くの自社ビル屋上で行っており、現在は2層建ての巣箱9群を設置し約30万匹のミツバチを飼育している。
毎年、その年の初搾りの蜂蜜を「原宿はちみつヌーヴォー」として発売している。今年は、4月17日に採蜜し、54.4キロが採れた。収蜜エリアは明治神宮や代々木公園などで、桜に加え、暖かくなるのが早かったこともあり咲くのが早かったツツジ、ニセアカシア、クサイチゴなどの蜜も含まれていると考えられるという。同社では採った蜂蜜はろ過して不純物は取り除くが、加熱など加工はしていない。
蜂蜜は、1900年創業独ガラスメーカー「WECK」社のリサイクルガラスを使った容器に入れ、ギフトボックス付きで販売する。価格は2,700円(80グラム)。
旧店舗の閉店後はオンラインで販売していたが、今月28日にオープンする新店舗「コロンバン原宿」(渋谷区神宮前6)でも受注販売する。オープン日の28日~5月7日に予約を受け付け、同8日以降受け渡す。新店舗の営業時間は9時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~、今月30日までのプレオープン期間は11時~)。