原宿・キャットストリートの米アウトドアフットウエアブランド「KEEN（キーン）」が4月28日、明治通り（渋谷区神宮前6、TEL 03-5466-7350）に移転オープンする。

工場で使ていたベルトコンベヤーを什器に使う店内のイメージ

　店舗面積は40.78坪。「ガレージ＆ファクトリー」をコンセプトにする同店のエントランスには、キャットストリートに出店していた店舗（移転のため4月16日に閉店）で使っていたペンキ塗りのブランドロゴ入りの木扉をリユースして使う。店内中央には、タイの工場でシューズを作る際に使っていたベルトコンベヤーを什器として再利用するほか、サンプルなどのシューズを天井のディスプレーに取り入れる。モスウオール（こけの壁面）や植物を配し、ボタニカルな空間も演出する。

　店頭では、同ブランドのシューズ・サンダルを回収する「シューズドネーションボックス」を設置し、集まったシューズは靴を必要としている人をサポートするNPO団体に寄付する。対象は「まだ履けるのに家で眠っている」シューズ。

　ブランド20年と同店のオープン記念として、創業モデルである水陸両用サンダル「NEWPORT」（2万円）をチャリティー販売。消費税を抜いた本体価格全額を、同ブランドの社会貢献・環境保護活動「KEEN EFFECT（キーン・エフェクト）」パートナー5団体のうち、購入者が寄付先を選んで寄付する。

　営業時間は11時～20時。