環境イベント「アースデイ東京」のフェスティバルが、代々木公園や宮下公園で開催される。
1970年にアメリカ西海岸でスタートした「アースデイ」は、4月22日の「アースデイ(地球の日)」に合わせて地球温暖化などの環境問題に対する関心を呼びかける環境イベント。日本では1990(平成2)年に代々木公園を中心に大規模なイベントを初開催し、アースデイ東京としては2001(平成13)年から同公園を中心に展開している。今年は3月11日から5月30日にかけて、さまざまな企画を展開している。
代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)では今月15日・16日、フェスティバルを開催する。マーケットエリアには200以上のブースが出展。全国約30の学生団体で構成する「アースデイ東京ユース」が環境をテーマにしたワークショップ、展示、トークイベントを企業や団体とコラボレーションして展開する「ユースエリア」、NPO団体によるエリア、フェアトレード商品を扱うエリア、フードロスや地産地消、ビーガン、代替肉などの料理を提供する飲食エリア「アースデイキッチン」などを予定する。飲食エリアではマイ食器・ボトル持参の呼びかけを復活し、使い捨て容器の削減を図る。場内ではリユース食器のレンタル(100円)も行う。
屋外ステージでは、歌手の加藤登紀子さんやラッパーのGAKU-MCさん、バンド「リーガルリリー」、FUNKIST、ギタリストの佐藤タイジさん、シンガー・ソングライターなぎら健壱さん、DJ 沖野修也さんらがパフォーマンスする。
16日(8時~10時30分)には、コラボレーションプロジェクトとなるプロギング(ジョギング×ゴミ拾い)も行われる。現在参加申し込みを受け付けている。
開催時間は、15日=10時~19時、16日=10時~18時予定。入場無料。雨天決行。
渋谷区立宮下公園(渋谷1)では今月22日・23日、「アースデイクリエイターズフェスティバル2023」が開催される。若手アーティストやクリエーターを中心に、端材をアップサイクルしたアート作品、残布や古布などを使ったアクセサリーなど環境に配慮した作品や商品を展示展示・販売。服のリメークやシルクスクリーン、「お直し」のワークショップなども予定。ステージでは、社会の持続可能性を訴えるオープンマイクやトークセッションなどを展開する。22日には盆踊りも開催する。
開催時間は、22日=15時~20時、23日=12時~17時。入場無料。