英ホームファニシングショップ「ザ・コンランショップ 代官山店」が4月29日、代官山の複合施設「代官山ヒルサイドテラス」(渋谷区猿楽町)にオープンする。経営はコンランショップ・ジャパン(新宿区)。
1973年に英ロンドンで誕生した同ブランドは、オリジナルアイテムに加え世界の家具や照明、インテリアアイテム、ギフトを扱い、現在は4カ国で展開している。日本では1994(平成6)年に新宿に1号店を出店。その後、福岡、名古屋などにも出店してきた。
創業50年の節目となる年に出店する代官山店は、「ローカルで自主編集する」同ブランドとして世界初のショップとなる。創業者故エレンス・コンランさんの「PLAIN, SIMPLE, USEFUL(無駄なく、シンプルで、実用的に)」というモットーを受け継ぎつつ、アジアの手作りやデザインにフォーカスした商品を展開する。
商品は、「伝える店」をコンセプトに、作り手に会い話しを聞いて直接選んで買い付けた。 1階では家具や雑貨、キッチンツール、リネンなどのほか、秋田発ファッションブランドのアイテムも扱う。商品は「包む」「もてなす」などテーマごとに提案する。
地階には、小空間の中で展開するティーバー「聴景居(ちょうけいきょ)」と、ギャラリースペースを併設。ギャラリースペースは買い付けの際に出会った職人や作家、デザイナーを紹介する空間で、オープン時には陶芸家・伊藤環さんの個展(5月16日まで)を予定している。
営業時間は、ザ・コンランショップ=11時~18時(土曜は19時まで)。水曜定休。聴景居=12時~23時(日曜・祝日は19時まで)。