渋谷・桜丘エリアで開発が進む複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」(渋谷区桜丘町)の駅と街の接点になる「結節広場」となる「桜丘広場」のシンボルマークが決まった。
結節広場のシンボルマークは、渋谷区や渋谷駅前エリアマネジメント協議会などで構成する渋谷駅前サインガイドライン運営委員会が、駅周辺の広場を分かりやすくすることや、駅の構造や街の方向を分かりやすくすることを目的に制作。2020年に、全5カ所のうちハチ公前広場、稲荷橋広場(渋谷ストリーム前)などの結節広場3カ所のシンボルマークが決まり、駅構内や駅周辺の案内サイン表示面、案内図、地図などに掲出している。
今回新たに、渋谷サクラステージの結節広場が「桜丘広場」に決まったことから、同広場のシンボルマークのデザインを決めた。デザインコンセプトは「それぞれの広場の個性をシンプルに図案化」すること。桜丘広場のシンボルマークは、桜丘町のシンボルであるさくら坂や広場の名称をモチーフに、既存のサインシンボルマークデザインとの相性を鑑みて決めたという。
シンボルマークのデザインを手がけるのは、前回と同じくグラフィックデザイナーで現在広告制作会社で働く浅岡敬太さん。「さまざまな人が行き交う渋谷という街で、今後数多くの人が目にするものに関わることができたのはデザイナーとしてはすごく光栄。これからの渋谷と同じく、長く愛されるものになれば」とコメントを寄せる。
桜丘広場のシンボルマークは4 月以降、駅構内や駅周辺の案内サイン表示面、案内図、各種地図などに順次反映される。