花見の名所として知られる都立代々木公園(渋谷区代々木神園町、神南2)の桜が見頃を迎えている。
園内にはソメイヨシノ(約500本)を中心に、淡紅・白と色の変化を楽しめる花のヤマザクラや白色の花のオオシマザクラ、黄緑色で八重咲きの花を咲かせる同園には2本のみ植えられている鬱金など桜の木が約700本が植えられている。現在は、例年の同時期と変わらず6~7分咲きで、品種によって異なるがソメイヨシノは4月第1週ごろまでが見頃だという。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2020年3月末~4月中旬には一部地区を閉鎖。以降同時期には、桜の園などを立入禁止にし、園内ではピクニックや酒類を伴う宴会行為やシートなどを広げて飲食を伴う行為などを規制していた。今年は4年ぶりにコロナ禍以前と同じように花見などをできるようにしている。
ホームページでは花見客向けの注意事項を掲出。ロープやペグなどを使った場所取り、火気の使用、テントやテーブル・椅子などの持ち込みなどを禁止しているほか、ごみの放置やたばこのポイ捨てなどに対するマナーを啓発している。