「アイラブアイルランド・フェスティバル2023」が3月11日・12日、代々木公園(渋谷区神南2)イベント広場で開催される。主催は実行委員会と在日アイルランド商工会議所。
1992(平成4)年に始まったパレードから派生し2014(平成26)年にスタートした同フェスは、今月17日のアイルランドにキリスト教を布教したセント・パトリックの命日を祝う「セント・パトリックス・デー」に合わせて開催している。コロナ禍で中止が続いていたなか、2019年以来4年ぶりに開催する。
会場では黒ビール「ギネスビール」などのビールやウイスキー、ラム、家庭料理のシチュー、シェパーズパイなどアイルランドのフード・ドリンクブースやアイルランドから直輸入する食品や衣料品、グッズなどを扱うブースが出展。ロシアによる侵攻が続くウクライナ支援として、ウクライナから避難してきた家族が開業したキッチンカー「Faina(ファイナ)」も招待し、ウクライナの家庭料理「ブリンチキ」などを提供するステージではアイリッシュミュージックやダンスなどのパフォーマンスを展開する。
12日(13時~15時)には、関連イベントとして表参道をパレードする。緑色の衣装を身に着けたアイルランド人やその家族、アイルランドにゆかりのある人、マーチングバンド、ミュージシャン、ダンサー、アイルランド・日本両国のゲストらが参加する。
開催時間は10時~18時。入場無料。雨天決行。