渋谷の文化複合施設「Bunkamura」(渋谷区道玄坂2)の長期休館に伴い閉店する仏パリ発パティスリー「ラデュレ渋谷松濤店」で現在、限定ロールケーキが販売されている。
1862年に創業したラデュレは、日本には2008(平成20)年に上陸。ベイクルーズ(渋谷2)が2017(平成29)年にライセンス契約を締結しラデュレジャポンを設立し、昨年11月にオープンしたアトレ恵比寿店、渋谷マークシティ内の「東急フードショー店」などショップ・レストランを15店舗展開している。
渋谷松濤店は2019年に出店した、ショップとサロンの併設店。パステル調の色味を基調にした空間で、天井はパリのアパルトマンで見られるオスマニアン建築のしっくいのバラ窓から着想を得たデザインに仕上げている。
限定のロールケーキ「ロール・ケーク・ローズ・エ・フレーズ」(3,780円)は、2019年のオープン時にブランド初となったロールケーキとして販売した商品。ローズ風味のイチゴのムースとイチゴの果実を、ローズのジェノワーズ生地で巻いている。
営業時間は10時30分~19時30分。販売は営業最終日の4月9日まで。
Bunkamuraは、隣接する「東急百貨店本店」(1月31日閉店)の再開発に合わせて4月10日から長期休館する。それに伴い同ブランドをはじめ、館内に出店するショップやレストランは閉店することが決まっている。