GMOインターネットグループ(渋谷区桜丘町)の熊谷正寿社長らが、気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」による成層圏宇宙旅行をすることが決まった。
スペースシップ・ネプチューンは米宇宙ベンチャー、スペースパースペクティブ社が提供する、バルーンや人が乗るカプセルなどで構成した気球型の宇宙船。ロケットではないことから船内には重力があり、バーカウンターや照明、音響システム、スクリーン、Wi-Fiなどを備えている。18歳以上であればだれでも搭乗できる。フライトは、2時間かけて高度30キロまで上昇し、2時間浮遊後、2時間かけて降下する約6時間の予定となっている。
グループ代表の熊谷社長は、かねて空に「夢を抱き」ヘリコプターと飛行機の操縦免許を保持。今年1月には米LIFT Aircraft社による「空飛ぶクルマ」の操縦訓練を受け、初級・操縦士証を日本人として初めて取得している。グループとしても空を産業の「最後のフロンティア」と捉え、経済産業省・国土交通省主催の「空の移動革命に向けた官民協議会」への参画、空飛ぶ車の通信セキュリティー技術を提供するなどしている。
将来的に「宇宙を舞台にしたビジネスも確実にあり得る」と考えることから、成層圏ではあるが宇宙へ行き「知見を深める」ため企業として搭乗することを決め、スペースパースペクティブ社が販売を開始したタイミングで申し込んだという。1艇を貸し切り、メンバーはまだ決まっていないが熊谷社長を含めた8人が搭乗予定。企業として乗るのは日本企業として初めてになるという。
料金は1人12万5,000ドル。搭乗は2024年を予定している。