渋谷ロフト(渋谷区宇田川町)で現在、バレンタインデーに向けた企画「SHIBUYA OMOTASE ICHI-BA 2023~バレンタイン編~」が展開されている。
バレンタインデーを、好意を寄せる相手にチョコレートを贈るだけでなく、家族や友人などに「感謝や日頃の気持ちを伝え合う」ギフトシーズンと捉え、昨シーズンに引き続き「おもたせ」としての提案を図る。そのなかで、ロフトが扱う商品の特徴などから「カジュアル」をテーマに、バレンタインをきっかけに「気軽に」渡せるギフトを特集する。
「トレンド」になっているという「味変」「食感」というキーワードにマッチした商品となるのが、チョコレートとフルーツが組み合わさったスイーツ。糖度の高い黒イチジク「ビオレソリエス」をカカオ60%のチョコレートでコーティングする「ひとくち幻の黒イチジクと“ビオレソリエス”チョコレート」(1,890円)など「ひとくちチョコレート」シリーズは地域の特産や「希少な」フルーツを使っているシリーズで、ロフトでは同店のみの取り扱いとなる。
日本各地の「ご当地」菓子は、日本各地のモノやコトを独自の視点で再編集する「スーパーマークイット」とコラボレーション。「結(=人と人を結ぶもの)」をテーマに、砂糖と寒天で作る「琥珀(こはく)糖」を鉱物や宝石のように仕上げる「バレンタインのこうぶつヲカシ」(648円、福岡)などパッケージや見た目に特徴のあるものや、ラム酒を染み込ませたカステラ「ラムリン」(1個303円~、愛媛)などその地域で人気の高い商品を紹介している。
「若い層の情報と旬な感性」を取り入れ新たな切り口で来店客に選ぶ・買う・贈ることを楽しんでもらいたいと、同店で働くZ世代のスタッフがセレクトしたアイテムも展開。昨夏から進めていた企画で、Z世代のスタッフがSNSで話題になっている商品や店、来店客から問い合わせが増えている商品などを情報交換、意見交換し、テーマ・ビジュアルマーチャンダイジングなども担当した。
商品は、洋書をモチーフにしたデザイン缶のティーバッグ「バシラーティー ティーブックシリーズ」(2,160円ほか)などの目を引くパッケージ商品「ビジュ買いギフト」、韓国語の表音文字「ハングル」形のグミ「ハングルグミ」(297円)などさまざまなジャンルで流行の発信源となることが多い韓国の食や雑貨「韓国ソンムル(=ギフト)市」、フイルムカメラ「写ルンです」(1,760円)など平成の商品を集めた「平成レトロ」をテーマに構成。制服姿のギャル風のマネキンも置きルーズソックス(90センチ、2,200円)も扱う。
昨今市場が拡大している好きなアイドルやキャラクターなどを応援する活動「推し活」向けの商品として、「推し」の色を選んでデコレーションなどができるよう8色のパッケージを用意する「推しごとチョコレート」(1,350円)、好きなもの・ことなどに夢中になる状態「沼る」などを表現した、ピンクのチョコレートに人形のチョコレートを埋める「推しぴ沼チョコレート」(972円)も登場している。
営業時間は11時~21時(最終日は17時まで)。2月14日まで。