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東急百貨店本店の記念グッズ「つり革広告復刻キーホルダー」 旧ロゴを再現

東急百貨店本店 つり革広告復刻キーホルダー(長さ約13センチ×幅約3センチ)/ 画像提供=東急

東急百貨店本店 つり革広告復刻キーホルダー(長さ約13センチ×幅約3センチ)/ 画像提供=東急

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 今月31日に営業を終了する東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)の記念グッズ「東急百貨店本店 つり革広告復刻キーホルダー」の販売が1月20日、東急が運営する東急線グッズのECサイト「TOKYU STYLE」で始まった。

当時、東急線内に掲出されていた「つり革広告(実物)」(関連画像)

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 鉄道車両内で乗客がつかむ「つり革」の手元に掲出される「つり革広告」。1967(昭和42)年に東急百貨店本店が開店した時期から、東横線など東急各線で掲出していた「つり革広告」を、4分の一サイズ(長さ約13センチ×幅約3センチ)で再現し、キーホルダーにしたもの。

 田園都市線の運転士として14年のキャリアを持ち、同商品を企画した東急の佐々木誠さんは「二子玉川駅近くにある鉄道関連の資料を収蔵する『大勝庵 玉電と郷土の歴史館』で当時のつり革広告の実物をたまたま見つけ、これを商品化したら同世代の方々に懐かしく思ってえるのでは」と思い商品化に至ったという。

 同館の協力を得て、実物の採寸や撮影などを行い、当時のロゴや色、サイズなどを「忠実に再現すること」にこだわった。表面は、本店開店のタイミングで刷新された、「T」の字をデザインした「東急百貨店のロゴ」(1967年~1973年に使用)をプリント。裏面は当時、食品売り場、催事場と共に本店8階にあった飲食店街「東急食堂」の文字を「夜九時まで営業」「東急本店八階」というコピーと一緒にプリントした。

 20日の販売開始と同時にツイッターで告知したところ、「昔、東急線内でつり革を見たことがある方や、地方鉄道(東急車両を譲渡したもの)で見た方など、全国から懐かしむ声がたくさん寄せられた」と、その反響の大きさに驚いたという。

 鉄道ファン向けに「鉄道関連のグッズのみ」を企画販売している同サイト。本来、百貨店に関するグッズは対象外だが、今回は「つり革広告」の復刻という形で本店の営業終了に花を添える。

 「思い入れのある方、電車内で昔見たことのある方、渋谷に行く方など、手元に一つ置いて何かの機会に見て(本店のことを)思い出してほしい」(佐々木さん)と呼びかける。

 価格は690円(送料別途)。在庫がなくなり次第、販売は終了する。

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