
アロマ体験施設「AEAJグリーンテラス」(渋谷区神宮前6)が2月1日、原宿にオープンする。経営は公益社団法人日本アロマ環境協会(略称:AEAJ)。
アロマ体験を提供し、アロマ環境を「守るための」情報発信を行う基幹施設と位置付ける同施設。建築家・隈研吾さんが手がけた建築物は、日本の「伝統的な建築手法」である木組みを採用。構造躯体には国産ヒノキなど95.5立方メートルの木材を使い、鉄骨などは「極力」使わないようにし環境に配慮する。エントランスに続く小道には、精油の原料植物にもなる香りのある植物や、花や果物のある植物など植物43種類を植え、鶏やチョウなど多様な生物が集まるスペースを目指す。
店内には、世界の精油の香り約300種類を試せる「アロマラボラトリー」や、アロマや植物、環境に関する書籍を閲覧できる「アロマライブラリー」、オリジナルのボタニカルティーを提供する「アロマラウンジ」を展開する。
店舗では、精油を使った後の空き瓶を回収するボックスを設置。空き瓶はリサイクル原料として活用する。
イベントスペースも併設し、オリジナルフレグランス作りが楽しめる「AromaBar」や、アロマクラフト作り、植物を育む自然環境について学ぶワークショップなどを行っていく予定。
営業時間は13時~18時。予約制。利用料は500円(AEAJ会員・18歳未満などは無料)。日曜・月曜・祝日は定休。