渋谷センター街のファストフード店「ウェンディーズ・ファーストキッチン渋谷センター街店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-3476-5881)が1月22日に閉店する。
同店は、渋谷センター街のメイン通り(現バスケットボールストリート)に1978(昭和53)年5月3日、サントリーの100%子会社だった旧ファーストキッチンが全国3号店としてオープン。若者が集まることでも知られるセンター街の中にあるファストフード店として、1990年代のコギャルブーム時には「ファッキン」と呼ばれ、若者の待ち合わせや集合場所としても親しまれた。
2016(平成28)年6月にサントリーホールディングスからウェンディーズ・ジャパンの傘下に入ったことをきっかけに、同年12月には都内の複数の店と並び、「ウェンディーズ」とのコラボ店「ウェンディーズ・ファーストキッチン」に業態を変更していた。
閉店は、入居する「白馬ビル」の建て替えに伴うもの。ウェンディーズ・ジャパン、ファーストキッチンの広報担当者によると「現在新しい物件を探している。3年後には建替工事が完了予定と聞いているため、再入居なども含めて検討している」という。
同店では現在、「閉店感謝祭」としてフレーバーポテト(M)とフロートのセットを「サンキュー価格」となる390円で販売している。
営業時間は10時~22時。